子育てはおおらかに…したかったなあ
我が家の前の道に咲く桜です。毎年この時期は借景で楽しめます。
裏山は1万本の桜が咲くという、有名な桜の名所です。
いいね〜。これを見ると、毎年気持ちが新たになり、
一歩踏み出さなくちゃと思います。
そんなわけで、このブログもはじめました。
子育ての話にいきますね。
我が家は3人の子どもがいます。
1番上のおにいちゃんはユッキー
2番目のおねえちゃんはリー
3番目も女の子でハー
今だったら絶対に発達障害の診断をもらうのはユッキー
発達協調運動障害DCD(とっても不器用)と自閉症スペクトラムアASD・・でしょう。
3番目は記憶の障害LD。なかなか長期記憶にならない。聴覚の記憶も悪いかな。
2番目は勉強にやる気の出ない、アンダーアチーバー。もしかしたら、やっぱし自閉性が少し入っているかも。
ちなみに、私は今は心理士で、発達小児科に勤めています。(ドクターは全国的にも有名な方で、講演にもよく出かけて行ってらっしゃいます。)
以前は教員で障害児教育をやっていました。なので、前からそうだろうなあと思っていましたが、今は色濃くそう思っています。
私が子育てする頃は、「発達障害」という言葉はなかったものね。
もう3人ともアラサーです。
学校に通う頃には、自分とは違う3人の人格に翻弄されて、心配したり怒ったり必死になったりしてたけれど、今思えば、もっとおおらかに子育てすればよかったのに…とちょっぴり後悔しています。でも、いろいろ考えて接してきたことは、けっして無駄だったとは思いません。何も考えずに過ごしていたら、今頃子どもたちは自立できていなかったもしれないとも思っています。
自分の思っている子ども像とあまりに違う子どもたちだったので、一人あくせく普通(?)に近づけようとしていたところもあったかなと思います。
いけないよね。あまりにたくさんの他の子どもたちに出会い過ぎていて…。障害児教育を勉強して、だいぶたってから
「みんなちがってみんないい」
に修正できてきたかな。
みんな興味関心も発達の仕方もそれぞれなのよね。
なが〜い目で見ていく、なんとかなるさ〜と思う。
これは大事です。
親があせったら、子どもの情緒が不安定になります。
それは、一番よくないことです。
発達障害をもっていても、育て方で社会適応が違うということも知っておかなきゃいけないと思います。何でも発達障害のせいにしてはいけません。
というわけで、誰かの何かのお役に立てればとも思い、私の子育てについて、記録しておこうと思います。