ユッキー24:行ってみたら?牧場へ
ユッキーが体育で「1」をとったという話がありましたが、
先日OTさんと話していたら、中学時代にやはり「1」を英語でとったことがあるという話が出てビックリ。
発表点というのがあって、彼女は発表が嫌いな子で、テストの成績はいいけど、発表するように強要され、それでもしなかったので「1」の評価をつけられたそうです。
まったく!中学の先生は!・・・・・・と話が盛り上がってしまいました。
マイルールを押し付ける先生が多すぎ。そして成績を切り札にする。
今、そんな先生はとても苦労する時代になったと思う。
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ユッキーは高校生になっても、「将来は牧場で働く。」と言い張っていました。
一度言い出したら、他人が何と言おうがダメなので、私はこう言いました。
「いいんじゃない。だったら、牧場でアルバイトしておいでよ。」
彼が中3の時に、家族でオーストラリアにファームステイしていました。
そこに連絡をして相談しました。
『食費だけ出してもらって、見習いをしてもらいましょう。アルバイト料は出せないけど、その代わりフォースライディングはコーチしてあげよう。』
という条件で、高校1年生の夏休み2週間、オーストラリアの牧場に放り込んじゃいました。
外国なら逃げ出せない。やってもらいましょう。
不器用なユッキーにこういう仕事が向いているとは思えませんが、本人がそれでもやりたいというのであれば、それはそれでいいと思っていました。
意気揚々とユッキーは出かけていきました。
パースの空港で、なかなか迎えに来てもらえず、心細い思いをしたようですが、何とか牧場にたどりついたそうです。
2週間それなりに仕事をし、フォースライディングもそこそこできるようになって、日本人の観光客を馬に乗って案内とかもしていたようです。
思っていたよりやるじゃない!
しかし、彼はこう言いました。
「お母さん。牧場は3K(キツイ、汚い、臭い)の仕事で大変なんだよ。つなぎの服で仕事するんだけど、馬の糞がついていても、次の日もその服を着て仕事をするんだよ。」
「そうなんだ、大変だったね。それでもこの仕事するんでしょ?」
「ちょっと向いてないかも。やっぱり大学行こうかな。」
自分で進路変更しました。
うちDr.がよく言ってます。
「自閉の子は体験から学んでいく。だからいろいろ体験したり、YouTubeとかで疑似体験させて学ばせるといいよ。」と。
その頃は、Dr.とはまだ出会っていなかったのですが、体験で学ばせる事ができました。